新人看護師も入ってきて、仕事にも慣れてきた3年目の看護師は、看護師としてスキルアップが期待される時期でもある。そのため3年目になるとプリセプター業務と言って、新人看護師の教育係を任される。自分が教えてもらってきたことを、今度は新人看護師たちに教育するのだ。プリセプター業務は、自分の業務に加えて増える業務なので、任された看護師は多忙になる可能性がある。そして、このプリセプター業務で、うまく指導できなかったりするとストレスとなり、自信をなくしてしまう人もいる。

他にも、チームリーダー業務を任されることもある。チームリーダーの仕事は、病棟単位で人員配置や他部署との連携などを行いながら、チームをまとめる役割をする。これも、自分の看護業務とは別に加えて増える業務になるが、看護の現場全体を把握できるようになるため、看護師のスキルアップには欠かせない業務である。また看護ケアも、主体性をもって自分で判断しながら、応用力を効かせて対応することを求められる。そこで、3年目の看護師が主体となり、看護研究を実施するところもある。看護研究は、看護現場での問題や疑問が研究課題となるので、現場の看護の質の向上に役立つので経験を積んでおくと良い。

このように、3年目の看護師は業務も多忙になり、責任もさらに重くなってくる。そんな時に働き方を考えるようになり、転職を考える人も少なくはない。いまのままの職場でキャリアアップするのか、様々な分野を学んでスキルアップするのか、この先の進路に悩むことも出てくるだろう。